家と暮らし【ごはんやさんキモリ】アップしました。

淡河町の自然に囲まれたオーナーの生家を改築。癒しの古民家カフェと住居スペースが完成しました。

「家と暮らし」でご覧いただけます。


ごはんやさんキモリ 完成

オーナーが生まれ育った淡河町でお店をオープンしてから、初めての夏を迎えています。稲穂が青々と実り、心地よい風が時折吹き抜けています。

今回完成したのは、以前納屋だったところを改築した住居スペース。

梁などの構造材はそのまま残し、床には特徴的な木目のラーチ合板を使用。オールステンレスのキッチンとアンティークの家具が、古い趣を残した部屋に調和しています。

お店を切り盛りしながら、ホッとできる空間に生まれ変わりました。

スイスのチューリッヒから東京、そしてこの地へ移り住んできたご家族。新たな出発を記念して、入口の土間に手形を刻印しました。猫のふぅちゃんも一緒に。

ご夫婦のこだわりである地産地消の食材で作るランチや仕出しは評判を呼び、たくさんのお客様に来ていただいています。

地域の温かさ、自然の風景、そして旬の食材の美味しいお料理。ごはんやさんキモリはそんな癒しがたくさん詰まったお店です。

「ごはんやさんキモリ」

神戸市北区淡河町萩原696

078-223-2435

木〜土11:0018:00、日は不定休

コース料理、仕出しなどは応相談


目神山の瓦家 地鎮祭そして上棟

甲山の麓にあり、森林公園にもほど近い自然豊かなこの地を、終の住処にすることを決められたお施主様。

以前からお仕事を通じてお付き合いのあった、瓦屋さんのご主人。瓦が土からできていているように、家も自然素材で作りたいという思いから、あかい工房に声をかけていただきました。

同じ業界の方からのご依頼。光栄に思うとともに、ご夫婦の家づくりに可能な限り寄り添いたいと、計画を進めてきました。

春には地鎮祭を無事に執り行い、土佐杉の視察旅行を経て、梅雨の晴れ間に上棟を迎えることができました。

お施主様も、実際に視察した杉の構造材を自らの手で収める作業をされました。

大阪湾を見晴らせる高台のテラスに、長く伸びた瓦屋根がかかります。その瓦をご主人はお一人で葺くことに決めているとのこと。

多趣味なご夫婦のセカンドライフ。楽しみがたくさん詰まった目神山の瓦家。12月の竣工に向けて、工事が着々と進められています。


家と暮らし【有野の家】アップしました。

昔の趣を残した瓦屋根の旧家のリフォーム。

「家と暮らし」よりご覧いただけます。


田舎のまん中の家 構造&断熱材見学会

今回、施主様のご厚意で、構造材と断熱材セルロースを見れる機会をいただき、見学会を開催させていただきました。

現場は、田舎のまん中の家。

現在打ち合わせ中のお客さま、着工を待つお客さま、土地を探してるお客さま、いろんな方々に見に来ていただき、構造材の土佐材の特徴や、断熱方法など、気になる事の質問をお受けし、完成したら見えない部分について、知っていただく事が出来ました。

田舎のまん中の家は、地域型グリーン化事業に登録した長期優良住宅認定住宅になっており、構造材の原産地の高知県の木材協会やドライウッド土佐会の方々も参加。

いつもは、こちらから土佐材の産地にお客さまをお連れする事が多く、反対に見に来ていただく事はめずらしく、貴重な時間となりました。

ご来場頂きました皆様、ありがとうございました。より良い家づくりの参考になりましたら幸いです。


バイクガレージの家 上棟

梅雨入り間近の晴れ渡った6月吉日、「バイクガレージの家」が上棟の日を迎えました。

芦田成人建築設計事務所様からのご依頼で、施工をさせていただくことになった、平屋建ての住宅。

打ち合わせでお施主様と初めてお会いした際、中高の同級生であることが分かり、不思議なご縁を感じました。

7人の大工と、勉強も兼ねて作業に加わった関西学院大学の学生2人も参加した上棟作業。

クレーンで持ち上げられた木材を、息の合った掛け声で組み上げていく大工たち。木材の一本一本が新しい家での役割を果たすため、その場所へと収められていきます。

片流れ屋根の母屋とバイクガレージの離れ、外壁はスギ焼板張り、天井には整然と並んだ化粧垂木。

六甲山の自然に囲まれた閑静な住宅街に、趣味を兼ねたご自宅の完成を心待ちにしているお客様とともに、工事の無事を祈りました。