地産エコ断熱材 セルロースファイバー

古新聞を原料とし、製造から廃棄までのエネルギーが最も小さく、環境に配慮したエコ断熱として知られているセルロースファイバー。

壁や天井に圧縮し充填するため、気密性が高く、一般的なグラスウールよりも高い断熱性を得ることができます。

さらに難燃性や、防虫効果、吸湿作用があり、高密度で施工されるため防音効果が高い、など良いところがたくさんあります。

しかも、原料である新聞を地域の新聞でまかない、その地域の住宅へ施工するという地産地消の断熱材。

新築だけではなく、リフォームのお客様や、寒い地域の吹き抜けなど、高い断熱性を必要とされる空間や、音楽がご趣味のお客様の防音室に施工した事例もあります。

現場の職人たちからも、施工前と施工後の室内環境の違いを実感したとの声を耳にします。

あかい工房では、セルロースファイバーの魅力をお伝えしながら、今まで20件以上のお客様に施工させていただきました。

木造住宅の良さが見直されている中、地球に優しいだけではなく、住宅環境や住む人の健康、快適さをも与えてくれるセルロースファイバー。

今後の断熱材の主流となることを願いながら、これからの木の住まいのあり方を考えます。


庄NOIE 土佐視察

前日まで大雨だった土佐。到着した日は初夏の暑さでした。

見学会での出会いから1年以上が経過し、家族も増え、最年少の赤ちゃんとの土佐視察となった庄NOIEファミリー。

昼過ぎに土佐入りし、高知県林材株式会社さんを訪問。いつも立派な原木が横たわる常設木材市場。大きなその断面に耳をあてると、風の記憶、日差しの記憶、雨の記憶、樹齢に刻まれた数々の記憶の音が聞こえてきます。

木々の生きる息吹を感じながら、国有林の山間を抜け、森林面積が村の96%を占める「森の村」と呼ばれる馬路村へ。

いつも専務理事が笑顔で迎えてくださる馬路林材加工共同組合さん。庄NOIEの構造材もこの場から出荷され、加工を経て、現場へと運ばれてきます。

記念に構造材にサインとBabyの似顔絵。棟上げの日に会えるのを楽しみに。。。

帰りの道中、波の浸食により出来た天然の海食洞「伊尾木洞」へ。シダの群落が差し込む光に照らされ、幻想的なジブリワールド。

癒しもいただき、充実した土佐視察を終えました。

6/15の土佐材の構造見学会には、土佐材に関わってくださった方々が来神いただきます。

みなさんが大切に引き継いでくれた土佐材を最終形として仕上げられる事は工務店冥利につきます。


家と暮らし【田園風景が見晴らせるHANAREリフォーム@三田市】アップしました。

古いものを大切に生かしながら、今のライフスタイルに合わせ生まれ変わったHANARE。

「家と暮らし」よりご覧いただけます。


田園風景が見晴らせるHANAREリフォーム@三田市 完成

離れを綺麗にしたいと言うご希望をお聞きし、里山モデルハウスの昼と夜の雰囲気を見ていただき、見学会では、あかい工房が建てる家をご理解いただきました。

昔からある母屋、離れ、蔵、物置、そしてその間をつなぐ土間。階高も低く、古くなった構造体、雨仕舞の必要な箇所も多く、難題の多いHANARE。

お施主様のご希望通りにはいかなかった箇所もあったりと、更地に一戸建て住宅を建てるほど自由度のない中、ご家族のご理解と信頼があったからこそ、完成できた改修工事でした。

古いものを大切にし、新しいものを取り入れる。「温故知新」そんな言葉がよく似合うご家族のくつろぎの場。

今日も、澄み切った空と遠くの新緑を眺められるHANAREの二階からは、家族の笑顔とともに新しい風が吹いていることでしょう。


ごはんやさんキモリ 完成お披露目会

のどかな田園地帯が広がる神戸市北区淡河町。テッポウユリやチューリップ、山田錦の生産が盛んなこの地で生まれ育ったオーナー。

スイスのチューリッヒでお仕事をされていた時、懐石料理のシェフをしていたご主人と出会いました。

ご実家の離れの改装を機に、ご家族3人で帰郷し、この地でお店を開く決心をされたご夫婦。

かつては馬や牛などの飼育小屋だったところを改築し、構造材の梁や建具、ガラス等は再利用し、どこか懐かさの残る古民家カフェに生まれ変わりました。

アンティークの椅子や、年代物のレジスター、オーナーが趣味で集めていた雑貨、古くから使われていた食器。それらの一つ一つがお店の雰囲気と調和しながら、存在感を放っています。

5月30日のオープンを前に行われた食事会には、行政の方々や工事関係者が出席。地元の食材を使ったお料理を頂き、和やかなお披露目会となりました。

都心に近い里山として、様々なイベントを企画するなど、地域の活性化に取り組む活動が盛んな淡河町。

美味しいお料理とオーナーのあふれる笑顔に出会える「ごはんやさんキモリ」淡河町に新たな魅力が加わりました。

神戸市北区淡河町萩原696
078-223-2435
木〜土11:00〜18:00、日は不定休
コース料理、仕出しなどは応相談