布袋寺客殿 竣工

神戸市北区で長年親しまれてきた歴史ある曹洞宗布袋寺。

その客殿が竣工の日を迎えました。

地元でも由緒ある布袋寺様からのご依頼。光栄に思うと同時に、その重みを感じながら工事を進めてきました。

外観は、隣り合う本殿との調和を考え、漆喰と焼板貼り。屋根は一文字葺きにし、重厚感と軒先のシャープさを表現。内部は書院と床の間、漆喰壁。

職人の技が試される場でもありました。

現在は曹洞宗兵庫県第一宗務所として使用されている客室。四年後は現在のタイルカーペットを畳に張り替え、二間続きの和室へと変わります。

近くは神戸電鉄が通り、四季折々の自然に囲まれた布袋寺、そして客殿。

地元の人々に愛されながら、荘厳に佇んでいます。


おくっちょ 改修工事

長尾川沿いにある木造平屋の古民家「奥町家」

一昨年6月よりスタートした、長尾町古民家再生プロジェクトの第一弾として、「里づくり拠点施設ふれあいの里おくっちょ」の改修工事が進んでいます。

この築100年以上の空き家を、地域活動や地域交流の拠点として再生させるべく、地元の特定医療法人 寿栄会 有馬高原病院が中心となり、神戸市や長尾町自治会の協力のもと、進めてきたプロジェクト。

あかい工房も有馬高原病院様からの依頼を受け、その一役を担っています。

関西学院大学総合政策部、山根周准教授とそのゼミの学生たちも、図書コーナーやキッチンの改修案、ロゴマークや看板の企画に参加しました。

イベントや学びの場、子どもやお年寄りの交流の場になってほしい、そんな地域の夢が広がります。

「ふれあいの里おくっちょ」

3月16日の開所式に向けて、真剣な眼差しで作業に打ち込む職人、そして土間の三和土作業に参加する山根准教授や学生たち、地元の方々の姿がそこにあります。


「人間サイズまちづくり賞」受賞

阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ、兵庫県では安心安全に暮らすことのできる、魅力あるまちづくりに寄与した建築物や団体に対して、毎年表彰を行っています。

この度「大前家住宅の移築再生」において、オーナーの大前様、設計監理を手がけたいるか設計集団様と共に「まちなみ建築部門」で知事賞を受賞いたしました。

平成27年に竣工した大前家住宅は、神戸市登録有形文化財でもある茅葺き民家を移築し、現代的ライフスタイルの建築を融合させることによって、新しい和の空間を再生しました。

土壁や材木、茅等を可能な限り再利用し、茅の葺替えはワークショップで地域住民と協力し合い実施するなど、まさに兵庫県が目指す「創造と共生」そして地域の絆を大切にしたまちづくりがそこにあります。

改めてこの建築に携わられたこと、誇りに思います。

古き良きものを活かし、継承していく。あかい工房の技術と理念は今までも、そしてこれからも守り続けていきます。


年頭のご挨拶

本日よりあかい工房、始動いたします。

新年恒例の三田天満神社に参拝してきました。宮司様から、あかい工房はいつも楽しくお仕事をされている会社ですね、というお話をいただきました。

昨年は完成見学会やイベントにたくさんお越しいただき、お客様と笑顔で一年を終えることができました。本年もチームあかい一人一人がその想いを叶えるべく、「唯一無二」の建築を目指し、楽しく、そして誠実に邁進してまいります。

どうぞよろしくお願いいたします。

あかい工房一同


家と暮らし【wonderful life】アップしました。

憧れの里山での暮らし。

家族の想いが詰まった住まいができました。

「家と暮らし」よりご覧いただけます。

 


wonderful life 竣工

里山住宅博の理念に惹かれ、この地に移り住む決心をされたご家族。

土地選びから始まり、工務店を検討されていた時に、出会いました。

ホールの照明、大きな吹き抜け、薪ストーブ、階段の形状、レトロな電気スイッチ、造作で作られたこだわりのキッチン。
玄関土間に埋め込まれた焼物は、今田町にある「丹波立杭焼 窯元 茶陶 まるか釜」に行き、ご家族で製作されました。

一つ一つにご家族の想いが詰まっています。
それは納得がいくまで打ち合わせを重ね、一緒に作り上げてきたものです。

まもなく、里山での新生活がスタートします。
四季折々の自然、実りの収穫、新しいコミュニティーでの暮らし、期待に胸を膨らませながら、、、、、。
Let’s wonderful life!