端材PJ

端材PJ

 

緊急事態宣言の中でのゴールデンウイーク。
子ども達は、学校へも行けない家ごもりが続き、ストレスはたまるばかり。
少しでも体や頭を動かすお手伝いができればと、

木材の端材をみなさんにプレゼントさせていただきました。

家族みんなが一緒に楽しめる木材を使った工作を通じて
ちょっとお父さんやお母さんに手伝ってもらいながらも、
子どもたちには、これをどう使おうかな?どう使うと何ができるかな?
そんな風に想像するところから楽しんでほしい。

そして想像した物がどうやったら作れるのか、想像することの喜びを感じてほしい。
そのような思いで、今回このような企画を発信しました。

出来上がった作品は、子ども達の想像力いっぱいで、こちらが幸せをいただきました。
家族みんなが楽しめる企画を、今後も発信してきたいと思います。

  

 

   

 

 


有野台の家

 

有野台の家

年明けから着工した有野台の家の造作工事が進んでいます。
今回、もくスクールでもご一緒でした、佐野設計室の佐野先生からのご依頼です。

低温乾燥された土佐の構造材と、国産の杉材を三層重ねた厚み36mmの
Jパネルを壁の構造材でなおかつ仕上げ材として使用しました。
その構造体を緊結する金物には、D.BOLTを採用。
材の中心部をロッドが走るD.BOLT。そのため力が偏らず、見た目にも美しい仕上がりです。

仕上げには内部にも外部にも杉板を使った、まるごと木の家です。
それらの仕上げ材は、奈良県の吉野の杉材を使用。
佐野先生の以前からの取引先の吉野中央木材株式会社さん。
製材所を棟梁と視察にお伺いしました。
日本三大人工美林の中でも最も古く500年の歴史を持つとされる「吉野杉」
製材所には立派な杉丸太がゴロゴロと積み重なっていて、
その丸太の真っ直ぐで綺麗な丸のフォルムには、目を見張るものがありました。

吉野から届いた杉材が、佐野先生のデティールと施工図を元に、
棟梁の手によって、木材から家へと変貌をとげていきます。

今日も杉の香りに満たされながら、造作工事が進みます。


イロトリドリ

イロトリドリ

 

最初にリフォームの相談を受けた計画が、現地調査と打ち合わせを重ねていくうちに、
建て替えへと変わったイロトリドリの家が仕上げの段階となりました。

家の名前の通り、内観は、クロスで色彩をプラスしました。
そこが、奥様のこだわりポイント。

お会いした時から、奥様お気に入りのクロスがあると言うお話しで、見せていただいたクロスが、
「ヴィザルス」と言う鳥たちの「さえずり」を意味する名前のクロス。

トロピカルフラワーに囲まれた青々と生い茂るパラダイスで、カラフルな小さなハチドリたちがさえずる、
幸せなひとときをイメージしたクロスでした。

それを大胆にリビングのメインの壁に使いました。

最初からずっとお気に入りだったこのクロスを使うのを一時迷われた奥様。
最後の決断はご理解のあるご家族とご主人の一押しでした。

私は、洗練された生き方には、自分らしさと個性がいつも輝いていると思います。

そんな洗練された生き方も、疲れた身体を委ねられるリビングや、極上の睡眠をサポートしてくれる寝室など、
安らげる空間があってこそではないでしょうか。

個性が輝く、癒され寛げるインテリアに囲まれた生活を送っていただけるよう、完成まで、後もう少しです。

  


うみのかぜこどもえん

うみのかぜこどもえん

 

保育園、幼稚園を兼ね備えたまだ設立されて間もないこども園。

今まで以上に便利に、さらにこども達に優しい園にするための工事を発注いただきました。
イメージをパースで作成し、打ち合わせをして、お話は進み、完成まで工事は、順調に進みました。

園の入口にある傘立てを綺麗に見せるために製作したモザイクタイル貼りの囲い。
子どもたちが主体性を持って遊びこみ創り出すことができる環境をご希望で作った泥遊び場。

園の保育理念にあるように、

子どもは五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・臭覚)を通し、自らが感じ、考え体験し学んでいきます。
子どもの気づきや発見、驚き、期待に共感できる心を持ち続けます。

今、まだ新型コロナにより、登園できてない子どもたちをお迎えする準備は整いました。
子どもたちが元気に登園して自由に遊んでくれる日を待ち望んでいます。


「風土と暮らす木の家」HOUSE for LOCAL

「風土と暮らす木の家」HOUSE for LOCAL

 

里山住宅博で出会った工務店仲間が再結集し、HOUSE for LOCAL が始動いたしました。

私たちが住む地域の在り方、そしてそこで暮らす人々の居場所、骨太な家つくりの考え方
2017年春の里山住宅博閉幕から3年間、話し合いを重ねてきました。

そして、みんなで考えたHOUSE for LOCAL「風土と暮らす木の家」という考え
を皆様にお伝えできるコンセプトブックが出来上がりました。
(コンセプトブックはWEBサイトからご請求いただけます→https://houseforlocal.org/

「家は買うものでなく、建てるもの」

住まい手が納得いくまで話し合う。住み心地と持続可能性を同時に考える。
100年以上住み継がれる家を建てる。建てた後の方が長いお付き合い。

私たちは、この思いを共有できるお客さまと、出会えることを楽しみにしています。