家と暮らし【旧栗屋西垣】アップしました。

篠山城下町内にある大きく長い建物、「旧栗屋西垣」をリノベーション。
インキュベーション施設やゲストハウス等、新しくて良いものと調和し、
生まれ変わりました。

「家と暮らし」よりご覧いただけます。


地方創生

地方創生

丹波篠山市を拠点に全国で町づくり事業を手掛けている株式会社NOTEさんが、
経済産業省による「令和元年度 中小企業経営支援等対策費補助金」を活用し、
地域住民と連携して篠山城下町内にある空き家空き店舗3件を改修、
インキュベーション施設やゲストハウス等として再生しました。

その中の1つ、「旧栗屋西垣」の建物をリノベーション施工いたしました。

構造の違う3棟続きの面積500㎡を超える大きく長い建物。
老朽化の違いなど、それぞれの塩梅を見ながら、
年月を経たその時間を吸収し味わいが出たものを古き良きものとして残し、
それに現在の新しくて良いものを調和させていく事。
そんなコンセンプトを胸に、工事は進んでいきました。

新型コロナウイルスの感染拡大により、人と人との距離をとり、
集団になることを避けるなど、仕事の仕方も見直さなければならない中、
NOTEさんとの定例打ち合わせ、業者同士の意見の交換など、
必要不可欠な事に対して、今までにない緊張感や、とまどいもありました。

マスクをして作業をする職人達。とても作業はしにくかったと思います。
手洗い、消毒、検温、慣れない事の連続。お昼休みも距離を確保し、会話も極力少なめに。
ただ、そんな中みんながしっかり約束を守り、前向きに上を向いて働く姿に、勇気づけられました。

「明けない夜はない!」


建て方

建て方

大工見習い3年目の植田大工が、大先輩の奈義良大工のもと、
刻んだ構造材が、建て方の運びとなりました。

長雨が続く中、晴れ間が続くのを、待ちに待っての棟上げ。

現場での基礎工事が完了し、加工場で加工していた材料が次々と現場へ。
今回は平屋の倉庫です。

いつもはプレカットで当たり前のように組み上がりますが、
自分で墨を付け刻んだ構造材は、間違いがないか緊張の連続です。

この日は野地板を張り、ルーフィングまでの作業で、今日の建前は完了です。

新しい現場を担当する事になった植田大工。
「いつも現場は綺麗に!」と言う、先輩大工の言葉。

強要されての「綺麗な現場」と 効率を考えて材料や道具を配置した「綺麗な現場」は、
まったくの別物です。

効率よく仕事ができる「綺麗な現場」が作れる一人前の大工になる事を期待しています。

 

 


家と暮らし【目神山の瓦家】アップしました。

いつでも明るい光が差し込む広いリビング。
目神山の自然と瓦が調和した瓦屋さんの家。

「家と暮らし」よりご覧いただけます。


目神山の瓦家 完成

目神山の瓦家 完成

緑の環境を守るために様々な取り組みが行われてる、甲陽園目神山

著名な建築家の設計した家々が立ち並ぶ閑静なこの地区に、
瓦と緑を調和させた瓦屋さんの家が完成しました。

道路の反対側は、斜面になっており、
神戸港も、大阪湾も見渡せる眺望の良さが、この家の一番の癒し。

見晴らしの良いベランダと、広いウッドデッキを配置しました。
ウッドデッキから続く広いリビングには、吹き抜け上部に配置したガラス瓦から、
いつでも明るい光が差し込んでいます。

屋根の瓦はもちろん、古い瓦から、敷き瓦まで、いろんな瓦を用意いただきました。

時間が織りなす重厚さをあわせ持った瓦と、
植栽が作り出す空間美が、調和した目神山の瓦家

甲山の山陵の緑の間から、太陽の光を浴び、イブシ色に輝くオリジナルの鬼瓦が、
ご夫婦お二人を今日も、見守っています。

 

 


髪処綺麗 15日OPEN

髪処綺麗 15日OPEN

JR新三田駅前の開発工事で
建て替えになった美容室 髪処綺麗さん
明後日15日、新しく生まれ変わりオープンいたします。

今、営業されてる建物のちょうど後ろ側の位置に建てた新店舗。
周りの開発工事も同時に施工されています。

その施工は、旧大澤邸、いわき呉服、栗屋西垣などの古民家再生工事で、
以前からのお付き合いのある日興建設さん。工事を進めやすくいろいろと配慮いただきました。

チームあかいの電気屋、設備屋共に、修行時代、22年前に建てられた時に施工に携わり、
独立して、今回またお世話になると言うつながり。
建具屋とご近所で息子さん同士が幼なじみと言うつながり。
弊社のお客様が髪処綺麗さんのお客様と言うつながり。
工事が進むにつれ、いろんな人と人とのつながりが見えてきました。

見えないつながりは、この世の中には、たくさんあって、
そのつながりが嬉しいものだと感じられる、みなさんの存在に、
改めて感謝した、工事期間でした。

髪処綺麗さんとのつながりは、これからもずっと続いていきます。
すべてのお客様と同じように。

 


今田町H邸 着工

今田町H邸 着工

日本六古窯の立杭焼きで知られる、丹波篠山の今田町。
大自然の地形を活かした H邸の新築工事が、始まりました。

設計は、FARM CIRCUSからのお付き合いの 株式会社 MuFFさん

場所も近い事から、計画段階から打ち合わせを重ねてきました。

今日は、現場での打ち合わせでしたが、豪雨のため、
かやぶき事務所での打ち合わせとなりました。

基礎の進捗状況の報告や、配管、配線ルートの確認に加え、
今回は、構造材の機械加工と手加工の併用になるため、
いつも以上に打ち合わせに時間がかかります。

事務所には、竣工物件のアルバムが、置かれており、
納め方や見せ方など、意見や考えの共有を図るのに役立っています。

一棟、一棟の家が、あかい工房の歴史をつくり、
その歴史が今のあかい工房を作っています。

上棟は梅雨明け、猛暑の中での作業になりそうです。

 


家と暮らし【桜ヶ丘の家】アップしました。

目的別の収納スペースが充実。BBQもできる広いデッキ。
高台から見下ろす景色を楽しめる、桜ヶ丘の家。

「家と暮らし」よりご覧いただけます。


桜ケ丘の家

桜ケ丘の家

高台から見下ろす景色には宝塚大劇場も見ることができる桜ヶ丘

この桜ヶ丘の土地を購入されたご夫婦はメーカーで新築のお話が進んでましたが、
「あかい工房にも相談してみては」 と言うお父様からのアドバイスで、お会いする事となりました。

決めていただいた理由の一つに、家のフォルムの違いがありました。
ここの地域は、斜線制限が厳しく、棟の高い建物はかなりの制限を強いられます。
提案させていただいた建物は階高を低くおさえ、軒先が前面道路から見えるプランでした。

その後、お話は順調に進み、2019年夏、ご家族で土佐材の視察に高知を訪れていただき、
棟上げから引渡しへと、最初にお出会いしてから、引渡しまで約1年間、
桜ヶ丘の家を一緒に建てさせていただきました。

あかい工房がつくる家は、企画化された建物とは違い、お客様毎のご要望をお聞きしながら、
お一人お一人のそれぞれ違う想いを形にしていきます。

桜ヶ丘の家は、ご主人のアウトドアの趣味の収納スペース、別々の衣装収納、パントリーといった、
目的別の収納スペースが充実しています。

それと、BBQもできる広いデッキは、敷地の高低差を活かした、
一番のご家族の癒しスペースとなるのではないでしょうか。